Instagram広告とX広告、どちらが効いたか
前回の動画でLP作成まで終わったので、続いてそのLPを使ってどうやって広告で需要検証をしたのかを解説していきます。
今回のアプリではInstagram広告とX広告の2つを使いました。最初はInstagram広告から始めたのですが、結果的に今回のアプリに関してはX広告のほうが効果がありましたので、ここではX広告について解説していきます。
1〜2万円で73万インプレッション
実際に広告として出したのは1つのポストです。このポストで73万インプレッションを獲得しました。かけた広告費は合計でおそらく1万円から2万円の間です。それくらいの金額でこの数字なので、めちゃくちゃコスパが良かったです。
なぜコスパが良かったのかというと、これを求めていた、これが欲しいと思ったユーザーさんがリポストしてくれたからです。広告なのにもかかわらずリポストしてくれたり、いいねをしてくれたりしたので、非常に低コストでウェイトリストを集め、アプリを広げることができました。
こういったところからも需要検証は観測できます。少ない広告費でたくさんの反応があるということは、需要は多いけれど供給がまだ追いついていない領域だということです。これはかなりGOサインのシグナルなんじゃないかと思います。
広告のリンク先とウェイトリスト
広告をクリックすると、現時点ではアプリケーションのページに飛ばされます。リリースする前はここではなく、前回の動画でお見せしたウェイトリストのランディングページに飛ばして、欲しい人だけメールアドレスを登録するという形になっていました。
Formspreeを確認すると、当時は1ヶ月の間で62件くらいのウェイトリストが集まりました。Formspreeは無料枠に上限があるので、たくさん集まりそうだったら別のサービスを使ったほうがいいと思いますが、最初の需要検証であれば全然Formspreeでいいかなと思います。もしくは自作でウェイトリスト用の仕組みを作るのでもいいと思います。
X広告の出し方
実際にどうやってX広告を出すのかというと、まずは「X 広告」で検索してみてください。何事も試してみるのが良くて、私も右も左も分からない状態で始めました。Advertisingのページから始めるとダッシュボードに進みますので、そこでキャンペーンを作成し、「目的は何ですか」といった項目を設定していきます。私はウェブサイトトラフィックにしました。
こういった設定の判断はAIに教えてもらってください。スクリーンショットを貼り付けて聞くのでもいいですし、最近はブラウザを自動で動かしてくれるClaudeの拡張機能が使えます。
Claudeの拡張機能にブラウザ操作を任せる
Claude デスクトップやClaude Codeから、Chromeに入れたClaudeの拡張機能を使うと、ブラウザを操作してくれます。
一例をお見せすると、Android対応をしたいためにAndroidの実機を買わなきゃいけなかったのですが、探してくるのが面倒だったのでClaude Codeに「Claudeの拡張機能を使ってカートに入れるまでやってください。決済は僕がやるので」と指示出ししたら、自動で買い物してくれました。
これを広告でも活かせます。Claude Codeに「このアプリを広告で出してみたいので、予算は1万円でX広告をブラウザで動かしてやってみてください」と伝えると、自分でいちいちポチポチ設定せずに、Claudeがスクリーンショットを見て拡張機能がブラウザを操作してくれます。名前を決めたりする面倒な設定もやってくれるので、広告を出す前にOKかどうかだけ見て出してみる、という進め方ができます。これはInstagram広告でもやり方は同じです。
最近はこのやり方で、買い物も、広告の設定も、法人化のときに必要だったものの購入もやっています。やりたいことをAIに伝えたら、ウェブブラウザ上で動かせるものは全部AIがやってくれるので、それでやってみてください。
アイデアから需要検証までのフロー
- アイデアを思いつく
- 要件定義にする
- LPを作る
- LPにウェイトリストをくっつける
- デプロイして公開する
- そのリンクをX広告と一緒に出す
この一連のフローはほぼ半自動化できると思うので、思いついてから需要チェックまで1日もかからずにできるんじゃないかと思います。
ただ、初期投資として広告のお金を使わなきゃいけないので、お金に余裕がない場合は需要チェックせずに作り始めてもいいかもしれません。ただその場合は需要がないものを作ってしまう可能性があるので、そこは気をつけてください。このステップを挟んでいるのは、無駄なものを作らないようにするためです。
実際にかけた金額
- 需要チェック段階:1日3,000円、総予算1万円までの設定で、89%消化して約9,000円
- リリース後:12,000円
- 合計:約20,000円
これでバズのきっかけが生まれたので、かなりコスパは良かったかなと思います。
なぜSNS動画ではなく広告なのか
できるのであれば予算をかけずに需要チェックをしたいところです。TikTokやInstagramのリール動画で、アプリが完成した状態を動画や画像にして反応を測るという方法もあります。
ただそれは結構再現性がありません。バズるかバズらないかは、作った動画や画像の出来、投稿する時間帯などいろんな要因が絡んできます。逆に需要がないものでも、良いように見せたら再生されてしまいます。だから正確に需要検証ができないと個人的には思っています。再現性のためにも広告を使うのはいいんじゃないかと思います。
続いてのステップは、使った広告予算に対してどのくらいのウェイトリストが来たのかを計測する、CPAの計算です。