はじめに:副業の自動化に挑戦
前回のセクションでは簡単な日常業務の自動化について学びましたが、今回はX(旧Twitter)の自動運用をClaude Codeを使って自動化していきます。
何かを自動化したいとなった時に、どういう形で自動化を進めていくのかを1からお見せします。個人的には自分の頭だけで考えるのではなく、Claude Codeと壁打ちしながら詰めていくのが一番理想的です。前提知識を持っている方はその知識も伝えて作っていくのがベストです。
Skills Creatorを使ってワークフローを設計する
今回はせっかくSkills Creatorというスキルがありますので、そちらも使って自動化ワークフローを考えていきます。このスキルクリエイターは、前回の動画でAnthropic Agent Skillsをインストールした際に一緒に入っています。まだインストールしていない方は前回の動画を参考に入れておいてください。
この状態でClaude Codeと壁打ちして自動化ワークフローを構築していきましょう。最近X MCP Serverというものが登場したので、そちらも活用していきます。
最近X APIは従量課金制になりましたので、使った分だけ課金するという形になります。今回は試験的に5ドルくらい課金しておりますので、それを使って自動運用の様子をお見せします。
Claude Codeが提案してくれた4ステップのワークフロー
Claude Codeに相談した結果、Draw.ioで図式化してくれました。工程としては大きく4つあります。
ステップ1:情報収集
Anthropic公式やX海外アカウントでバズっているものを、WebSearch・WebFetchというClaude Codeのツールで自動収集します。X APIで自動収集した方が確実に最近の話題を取得できますので、WebSearchツールでしっかり取得できない場合はAPIに切り替える可能性もあります。なるべくAPI料金を使いたくないので、まずはWebSearch・WebFetchでやってみます。
ステップ2:コンテンツ生成
情報収集ができたら、続けてコンテンツをAIに書いてもらいます。海外アカウントでつぶやかれた内容も日本語で分かりやすくリライトして、ポストを整形します。
ポストの書き方だとちょっとAI感が出てしまうかもしれないので、実際に出力結果を見てブラッシュアップすればよいでしょう。例えば自分が書いた文体と似せたい場合は、「ですます調をちゃんと使ってください」とか「こういう構成でつぶやくようにしてください」といった指示出しをすれば、人間に近い形でポストすることができます。
最近のAIインフルエンサーはおそらく海外でバズっている情報を持ってきて、それを自身の文体に置き換えて画像や動画を貼り付けたり引用してポストしている方がほとんどだと思います。数万人・何十万人フォロワーがいる方というのは、ただ海外のバズっている情報を日本にローカライズ・輸入してきているだけですので、それ自体は難しいことではありません。
ステップ3:レビューと投稿
コンテンツの生成ができたら、自分でレビューしましょう。レビューでOKであればX MCP Serverを使ってClaude Code上で投稿するという形になります。つまりXを開かずに自動投稿ができるということです。
人間のレビューさえも不要な状態になれば、完全自動でXを運用できるようになります。最初は人がレビューをしてあげて、AI臭くないポストが生成されるまでは自分でレビューした方がいいでしょう。人がAIが書いたかわからないというレベルになったら、あとは自動投稿していくという形が理想です。
ステップ4:分析とフィードバック
投稿が終わったら、それを分析するフェーズです。昨日投稿したポストを読み込んでエンゲージメント分析して、インプレッションが取れているのであれば似たような形でコンテンツ生成していきます。あまり反応が良くなければ改善するという形ですね。
フィードバックループの形を作っているとClaude Codeは提案してくれました。これはハーネス設計のところと近い考え方です。コンテンツを作るジェネレーターがいて、それをレビュー・評価するサブエージェント(エバリュエーター)を配置し、結果自体もAIで分析して自動で改善してもらうというハーネスを作ることもできます。
スキル作成と運用方針
Claude Codeからの質問に対して、以下のように方針を決めました。
- 最初は下書き確認ありで運用し、ブラッシュアップしてちゃんとしたスキルになれば全自動に切り替える
- 投稿頻度は1日に3投稿くらい
- CTA(コールトゥアクション)は毎回出すとけむたがられるので数回に1回
- 投稿のトーンはカジュアル
- 下書き出力形式はファイルに出力するか、X APIのMCPサーバー経由で下書き投稿
スキルが作成されたら中身を確認します。X自動投稿スキルとして、情報収集・コンテンツ作成・下書き出力・投稿というワークフローが設定されました。
テスト投稿の下書き確認
テスト用に下書きを3つ作ってもらいました。まだX APIを用意していないので、続きの動画で皆さんと一緒に準備していきます。
現時点ではX Premiumに課金していないので140文字以内での投稿になります。実験的に1週間ほど回してみて、フォロワーが増えるかどうかを実践的に確認していきましょう。
X APIの準備とAPIキーの取得方法については次の動画で説明していきます。自動化を試したい方はX Developerに登録して、手始めに5ドル〜10ドル程度の課金をしてみるとよいでしょう。