リサーチ業務を自動化する
このセクションから、普段やっている業務の自動化・効率化を実演しながらレクチャーしていきます。まずはじめに、簡単なリサーチ業務を自動化してみます。
YouTubeやXでのSNS発信をしている場合、Claude Codeに関するネタ探しや、今どういったものが流行っているのかという技術のキャッチアップのためにリサーチをClaude Codeに頼むことができます。
部署を作るべきか
リサーチ業務を頻繁に行う予定がある場合は、部署に分けてもよいでしょう。例えばリサーチ用のリサーチャーという部署を作ることもできます。
ただし、最初に部署を作ってしまうと、作ったはいいもののあまり動いていない部署も出てきてしまいます。まずはAI秘書を活用して、何度も同じような指示出しをしている場合にAI秘書が「部署を切り出した方がいいですよ」と判断した時に新しい部署を作る方が、余計な組織拡大をしなくて済みます。
スキル作成の進め方
リサーチのやり方もClaude Codeに聞くというのが一番いいやり方です。やりたいことをとにかく伝えましょう。
例えば以下のように質問します。
「YouTubeをやっていてXなどでSNS発信しているので、Claude Codeに関する最近話題になっている情報を毎朝探したいと思っています。Claude Code Skillsを使って最新のネタを探す方法はどのようなものがあるでしょうか」
このようにAI秘書とやり取りする形で質問していくのがおすすめです。知識がある方であればHacker Newsやスクレイピングなどの具体的な方法を伝えることもできますが、AIから新しい提案をしてくれる時もあるので、基本的に質問してから構築する方法をおすすめしています。
作成されたスキルの内容
スキルが作成されると、.claude/skillsディレクトリにskill.mdファイルが作られます。今回の場合は「トレンドリサーチ」というスキルで、Claude CodeデフォルトのWebSearchツールを活用してネタ探しを行います。
APIやスクレイピングを使わなくても、WebSearchツールで十分な場合もあります。Xからの情報もx.comを検索すれば中身を見ることができます。
汎用性を上げる
Claude Codeのみのネタ探しだけでなく、自分が調べたい情報に対してネタ探しをしたい場合は、そのようにスキルを修正しましょう。スラッシュコマンドの後に半角スペースを入れてトピックを指定することで、そのトピックについて探してくれるようになります。
スキルのファイル構成に注意
Skillsを作る時は、正しいファイル構成にする必要があります。.claude/skills/スキル名/skill.mdという形でファイルを作らなければなりません。もしちゃんと作ってくれない場合は、「Claude Guide Skills」というデフォルトで入っているスキルを使うように伝えれば、公式通りの実装をしてくれます。
リサーチの実行と結果
/trend-researchというスラッシュコマンドでスキルを呼び出し、トピックを入力するだけでリサーチ業務を実行できます。一度スキルを作ってしまえば、スラッシュコマンドで呼び出すだけで業務の自動化が完了します。
レポートは秘書のノートの中に保存されます。ただし、情報が古い場合があるので、その際はスキルをさらに修正してアップデートするとよいでしょう。例えば「直近1週間以内だけで探してきてほしい」といった条件を追加することで、スキルをさらに強化していけば欲しい情報が取れるようになります。
さらなる活用
Xで精力的に発信しているAIインフルエンサーの方などは、こういったリサーチ業務を自動化してXの下書きまで自動化させていると思われます。ただし、自分の個性が削がれてしまう可能性があるので、それ専用のアカウントであればそういった使い方もありでしょう。